栄のクリニックでも人気の矯正！インビザラインの費用は？
基本的にかかるインビザラインの費用の内訳
歯科クリニックごとに差はありますが、概ね次のような内訳になります。
患者さんの悩みや治療目的を聞き取り、必要な治療について提案し説明する「相談（カウンセリング）料」、歯並びの状況など口腔内をレントゲンやCTで撮影する「検査料」、検査結果に基づき、適切な矯正方法や治療プラン、費用などについて説明する「診断料」があります。また、「矯正装置費用」と「装着費用」は矯正方法ごとに異なるため、事前にしっかり確認しておきましょう。さらに、定期的に矯正器具を調整や口腔内の管理を行う「調整料（矯正管理料）」のほか、歯列が安定するまでの間に保定装置を使用する場合にかかる「保定装置料」費用などがあります。
全体矯正と部分矯正の費用相場
インビザラインにかかる費用は、「全体矯正」か「部分矯正」かによっても異なるほか、治療期間によっても変わってきます。参考としてワイヤーでの矯正と比較できるようにまとめると、次のようになります。
インビザライン矯正の場合、全体矯正であれば2、3年で70万円〜100万円、部分矯正なら半年〜1年で30万円〜60万円です。また、ワイヤー矯正（表側）の場合、全体矯正は1年〜3年で60万円〜90万円、部分矯正は3ヶ月〜1年で30万円〜60万円を目安にしましょう。なお、歯の裏側に行うワイヤー矯正は、表側よりも目立ちにくい一方で、費用が高額になる傾向にあります。
どんな症状だと保険が適用されるのか？
インビザラインは基本的に保険適用外の治療方法ですが、患者さんの状況によっては保険適用となる場合もあります。保険が適用されるケースを見ていきましょう。
まずは「顎変形症」により顎の外科手術を行う場合。顎の配置が歪んでいるため噛み合わせに異常があったり、顔が変形してしまっていたりする場合は、保険適用となります。続いて、前歯3本以上が「永久歯萌出不全」を起こし咬合異常がある場合。前歯の永久歯が生えてこないために噛み合わせに異常があり、歯茎の切開手術が必要な場合は保険適用となります。このほか、厚生労働大臣が定める疾患による53の疾患に該当する場合は保険適用が可能です。